空が高すぎる

足元も大事だけど 空を見上げることも大事にしたい
今だからこそ
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| 2016.11.14 Monday () | - | - | - |
友との再会 〜 チェッカーズ Friends and Dream を聴く
 
 年に一度の恒例となりました

 仕事柄、ここ数年は高校でお話をさせていただくことが増えています。
 そんな中で今日は、2005年以来
 毎年のようにうかがっているある高校への出張講義へと出かけました。
 高校生のみなさん相手の講義は
 いかにわかりやすいお話ができるかを試されるよい機会。
 幸い、それなりには聞いていただけているようで、
 リピーターになってくれている生徒さんがいたり、
 今のゼミ生で、かつてのわたしのお話を聞いてくれていた子がいたり、
 こちらも励まされることがしばしばです。

 そしてもうひとつ、この行事で嬉しいことがあり、
 それは大学時代の友人との再会です。
 この高校で教員をしている彼とは
 今ではこの機会でしか顔を合わせることもありませんが
 「また白髪ふえたんちゃう?」
 「いやいや、あんたほどじゃないわ」
 と軽口をいきなり叩ける間柄です。
 かつて他の友人たちと一緒に語り明かした仲間。
 そんなことも思い出しながら
 同じ教室でそれぞれが今の仕事をしながら向き合う時間は
 なんだか気はずかしいですが、貴重で、刺激をもらえる時間なのです。

 そしてベタベタなんですが
 そんな時、昔、みんなでカラオケにいったときよく歌ったこの曲を思い出すのです。
 今でも気分は大学生のまま。
 子どもっぽいですが、それが本当のところでもあります。
 いつまでも成長しないんかな、そういうところは。
 でも・・・そういう自分は嫌いじゃありません。



 Friends and Dream 

 あのガレージでつくった翼があるさ oh…well
 だいじょうぶさ ボロボロでもまだ飛べるぜ

 Boys on Dream...Boys on Dream…
 はじめて見たよ お前の流す涙
 
 Boys on Dream...Boys on Dream…
 笑っていいか? 似合わない弱気な背中

 言いたくないなら聞きはしない
 朝までグラスに酒 注ぎ足してやるだけさ

 昔も今も 俺たちは遠い日のまま
 時の流れが夢の形変えても
 あのガレージでつくった翼があるさ oh…well
 だいじょうぶさ ボロボロでもまだ飛べるぜ

 Friends and Dream...Friends and Dream...
 それぞれの道 いつかは見つかるはずだから

 くだらぬ賭けをして別れよう
 思い出の半分は いつまでもあいつらさ

 夕陽のスクリーン映る 笑い声が
 壊れたGTどこまでも押して行く
 俺たちずっと石ころのダイヤでいような oh…well
 そいつだけは守れそうな約束だったぜ

 昔も今も 俺たちは遠い日のまま
 時の流れが夢の形変えても
 あのガレージでつくった翼があるさ oh…well
 だいじょうぶさ ボロボロでもまだ飛べるぜ oh…well
 だいじょうぶさ ボロボロでも You can still fly.


(藤井郁弥 詞/ 鶴久政治 曲 チェッカーズ 1989年 22nd single)
 


 



| 2012.07.07 Saturday (23:58) | うた | comments(0) | trackbacks(0) |
小田和正・さだまさし たとえば を聴く
 
 YouTubeで久しぶりの再会でした。

 昨日何気なく覗いていて
 いくつかの曲をはしごしていた先で発見しました。
 以前、「東京の空」のエントリーの際に触れた
 小田さんの年一の番組でかつて耳にした曲。
 当時の僕にはなんとなく背伸びした曲に思えたけど
 今の自分にはなんだかすごくよくわかる曲。
 それだけ齢を重ねたということなんでしょう。
 
 そこで歌われている内容は
 でも、そう思っても実現はできないこと。
 だけどそのことを強く念じることで
 自分自身のいまへの支えになることを
 このおふたりはきっと知っておられるのでしょう。

 この歳になると
 取り返しがつかないような失敗や
 たくさんの後悔や
 やり直せたら、と思ってしまうことも
 ひとつやふたつではありません。
 謝ることさえ許されないだろうな、と思えるような
 人を傷つけてしまったことも。

 でも

 それでもこの歌は

 「ひたすら そこからひたすら 歩き続けること」

 なのだ、と教えてくれます。
 ここまでも、これからも。

 人の歩みは先がわからないから
 つまづいたり、転んだり
 人を傷つけたり、自分が傷ついたりもします。
 その合間にある晴れ間に希望を抱きながら
 そこに覗く小さなしあわせを信じて歩くことで
 きっと僕らは生きていけるのでしょう。

 いろいろなことがある今だからこそ
 この歌に力をもらってまた歩いていける気がします。





 話したいことがいくつもある
 あの頃の僕に会えたら
 たとえば 迷いながら選んだ道の
 たどり着く場所について

 伝えたいことは他にもある
 あの頃の僕に会えたら
 たとえば 信じていたことの正しさと
 その過ちについて

 それから不安を胸に映し
 怯えたあの夜の闇も
 たとえば ありもしない夢に
 紛れて逃げたことも

 あの頃の僕に告げたいのは
 ひたすら そこからひたすら 歩き続けること
 あの頃の歩幅でいいから
 ひたすら ただひたすら 生きてゆくこと

 尋ねたいことがいくつもある
 未来の僕に会えたら
 たとえば 傷ついたり 愛された
 この生命の重さや

 尋ねたいことは他にもある
 精一杯生きたかどうか
 たとえば 奇跡的に巡り会えた
 愛しい人のことを

 ここからの 僕に言えることも
 ひたすら このまま ひたすら 歩き続けること
 今のままの歩幅でいいから
 ひたすら ただひたすら 生きてゆくこと

 ひとつだけ言えることは
 全ては今日のために
 大切なことはひとつだけ
 全ては今日のために

 話したいことがいくつもある
 あの頃の僕に会えたら

 話したいことがいくつもある
 未来の僕に会えたら


(小田和正・さだまさし 詞/曲 2007年 TBS『クリスマスの約束2007』で発表)





| 2012.07.03 Tuesday (20:21) | うた | comments(0) | trackbacks(0) |
ミスチル 『HANABI』 を聴く
 
 彼らとの出会いは20年も前なのですね。

 自分が年を重ねてくると
 同じ時間を紡いできた彼らのようなアーティストが
 何組か今でも活動してくれている
 その姿に励まされることがあります。
 もちろん
 僕は彼らのように活躍している人ではありませんが
 でも
 その歩みをそばで支えてくださった多くの人のおかげで
 今の自分があります。

 そんなことを思いながらも
 でも
 現実はいろいろな思いをもたらしながら
 ある意味残酷にやってくるわけで
 今の僕は
 12年前のあの失敗を
 また繰り返すんじゃないかと怯えながら
 でもすぐそこにある正直な気持ちを捨てることができない
 あまり見たくない弱くてずるい自分

 誰かに聴いてもらうには
 あまりにも長すぎて退屈な話になりそうで
 今しばらく
 時間かかりそうかな・・
 

 
 HANABI

 どれくらいの値打ちがあるだろう?
 僕が今生きているこの世界に
 すべてが無意味だって思える
 ちょっと疲れてんのかなぁ・・?

 手にいれたもんと引き換えにして
 切り捨てたいくつもの輝き
 いちいち憂いていれるほど
 平和な世の中じゃないし

 いったいどんな理想を描いたらいい?
 どんな希望を抱き進んだらいい?
 答えようもないその問いかけは
 日常に葬られていく

 君がいたらなんていうかなぁ
 「暗い」と茶花して笑うのかなぁ
 その柔らかな笑顔に触れて
 僕の憂鬱が吹き飛んだらいいのに

 決して捕まえることの出来ない
 花火のような光だとしたって
 もう一回 もう一回・・
 もう一回 もう一回・・ 
 僕はこの手を伸ばしたい

 誰も皆 悲しみを抱いてる
 だけど素敵な明日を願っている
 臆病風に吹かれて 波風がたった世界を
 どれだけ愛することができるだろう?

 考えすぎて言葉に詰まる
 自分の不器用さが嫌い
 でも妙に器用に立ち振舞う
 自分はそれ以上に 嫌い

 笑っていても 泣いて過ごしても
 平等に時は流れる
 未来が僕らを呼んでる
 その声は今君にも聞こえていますか?

 さよならが迎えに来ることを
 最初からわかっていたとしたって
 もう一回 もう一回・・
 もう一回 もう一回・・
 何度でも君に逢いたい

 めぐり逢えたことでこんなに
 世界が美しく見えるなんて想像さえもしていない
 ・・・単純だって笑うかい?
 君に心からありがとうを言うよ

 滞らないように揺れて流れて
 透き通ってく水のような心であれたら・・

 逢いたくなったときの分まで
 寂しくなったときの分まで
 もう一回 もう一回・・
 もう一回 もう一回・・
 君を強く焼き付けたい

 誰も皆問題を抱えている
 だけど素敵な明日を願っている
 臆病風に吹かれて 波風がたった世界を
 どれだけ愛することができるだろう?

 もう一回 もう一回
 もう一回 もう一回・・
 
 
 (Kazutoshi Sakurai 詞/曲 Mr.Children 2008 『SUPERMARKET FANTASY』収録)




 

 
 

 
 
 



| 2012.05.21 Monday (00:05) | うた | comments(0) | trackbacks(0) |
伝えたいこと 〜 Mr.Children『彩り』を聴く

 久しぶりにあえて楽しかった。
 いろいろと大変なことがあった今に
 僕を思い出してくれてありがとう。
 話に来てくれてありがとう。

 僕にできることはたぶんちっぽけなことで。
 最後は君自身が
 どんな風に考えて
 どんな風に向きあって
 このあとの道を歩いていくかを
 僕はただただ応援しています。
 それがたとえどんな道であっても
 今の君が悩んで 苦しんで
 そして出した結論だから
 僕はそれを応援します。

 そして君に訪れた今回のできごとが
 君の人生を今よりもう一つ豊かにしてくれることを
 僕は信じてるよ。 



 彩り

 ただ目の前に並べられた仕事を手際よくこなしてく
 コーヒーを相棒にして
 いいさ 誰が褒めるでもないけど
 小さなプライドをこの胸に 勲章みたいに付けて

 僕のした単純作業が この世界を回り回って
 まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
 そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
 モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑

 今 社会とか世界のどこかで起きる大きな出来事を
 取り上げて 議論して
 少し自分が高尚な人種になれた気がして
 夜が明けて また小さな庶民

 憧れにはほど遠くって 手を伸ばしても届かなくて
 カタログは付箋したまんま ゴミ箱へと捨てるのがオチ
 そして些細な生き甲斐は 時にバカバカしく思える
 あわてて僕は彩(いろ)をさがす
 にじんてても 金 銀 紫

 ただいま
 おかえり

 なんてことのない作業が この世界を回り回って
 どこの誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく
 そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
 モノクロの僕の毎日に 増やしていく 水色 オレンジ

 なんてことのない作業が 回り回り回り回って
 今 僕の目の前の人の笑い顔を作ってゆく
 そんな確かな生き甲斐が 日常に彩りを加える
 モノクロの僕の毎日に 頬が染まる 暖かなピンク
 増やしていく きれいな彩り


 (Mr.Children 2007年 Kazutoshi Sakurai 詞/曲 Album『HOME』収録)





| 2010.08.12 Thursday (18:13) | うた | comments(0) | trackbacks(0) |
小田和正 風のように を聴く
 
なかなか出口が見えないのです

いろいろうれしいこともあります
本当に信頼できる人との出会いもありました
でも
まだまだ先の見えない
しんどい場所にいるような気もします

だけどおもうのです
そこにきてくれる学生さんのことを忘れた改革が
うまくいくことはない と

僕らが負っている責任はそこにしかありません
だから
何も力のない自分に
それでもできるかもしれないことを
それがどんなに小さなことでも
粘り強く
粘り強く
していきたい、と思うのです

それは今まで自分を支えてくれた
彼らへの責任でもあり
これから出会うであろう
彼らへの義務でもあると思うから

そんなことを考えつつ
遅い時間を車を飛ばして家路に着く途中
久しぶりにかけたCDの1曲目

きょうもまた
小田さんの歌に
僕は救われた気がしました

また明日からもがんばっていきます




風のように

移りゆく時の流れのままに
ただ身を任せているだけなら
高い丘の上にのぼって
風に吹かれていたい

失うことを恐れることなく
輝いていた日々を今は忘れて
高く高く 信じるままに
秋の空のように

誇りある道を歩いてく どんな時も
やがていつか ひとりだけになってしまうとしても

ここから先へはもう進めないと
くじけそうになる時はいつでも
君のことを思い出して
歩き始めるもういちど

そして僕は君のために何ができるかと考える
そして僕は強くなるより やさしくなりたい と思う
やさしくなりたいと思う

あの風のように やわらかく生きる君が
はじめて会った時から 誰よりも好きだった

そこから逃げれば 夢はないだろう
振り返るのは最後だけでいい
その時 uh はじめて すべてを語ればいいから

誇りある道を歩いてく どんな時も
やがていつか ひとりだけになってしまうとしても

あの風のように やわらかく生きる君が
はじめて会った時から 誰よりも
誰よりも好きだった


(小田和正 詞/曲 2000年『個人主義」収録)








| 2010.03.12 Friday (00:39) | うた | comments(0) | trackbacks(0) |
松たか子 おやすみ を聴く
 
 気がついたらもう40なんだよね

 最近なんだか
 出会った頃の僕らのことを思い出すよ
 携帯電話なんてなかったあのころ
 一人暮らしの僕とは違って
 お母さんの目を盗みながら君は
 夜遅くによく電話をくれた
 気が付いたら二人とも眠っちゃってて
 月の電話代で大目玉をくったなんて
 馬鹿なことも今は思い出だね

 何はともあれ
 今も一緒に歩いてくれている
 その時間が愛おしいと
 そんな風に思うよ

 誕生日おめでとう。
 今年もまた一年よろしく。


 おやすみ

 
 もう一度あなたの声が聞きたくなったから
 明日でもいいんだけど
 なんだか今日が大切な気がして

 「おやすみ」
 たぶんそれしか言わないと思うけど

 それだけでいいんだ
 明日会えるまで

 さっきまであんなに強く降ってた雨が突然止んで
 流れる雲の合間に
 いくつも星がまたたいている

 「おやすみ」
 たぶんそれしか言わないと思うけど

 それだけでいいんだ
 明日会えるまで

 「おやすみ」
 ・・・本当はこのまま話していたいけど
 そっとそれは心の中にしまって
 また明日

 あなたがどんな時も幸せでいてくれたらいいな


 (小田和正 詞/曲 2007年 松たか子『cherish you』収録)



 





| 2009.09.25 Friday (02:05) | うた | comments(0) | trackbacks(0) |
KAN 『IDEAS〜the very best of KAN』 を聴く
評価:
KAN,小林信吾,松本晃彦
(2007-11-28)
 ひさびさの投稿は
 長いお付き合い(ってか、一方的ですが)のKANちゃんのアルバムで。

 IDEAS と題されたこのアルバム、
 彼の初の「自己選択BEST」アルバムなのですね。
 個人的には自分が好きな曲がかなり多くて
 その一致振りもツボだったりするのですが、
 それはおいといて、
 彼らしさが詰まった魅力的なアルバムだと思います。
 彼の曲をご存じない方にはあまり意味がないかもしれないですが
 とりあえず収録曲の一覧を。

01. IDEA
02. Songwriter
03. 言えずのI Love You
04. サンクト・ペテルブルグ
05. Happy Time Happy Song
06. MAN
07. プロポーズ (新録)
08. DISCO 80's
09. 星屑の帰り道
10. 長ぐつ
11. まゆみ
12. 愛は勝つ
13. 世界でいちばん好きな人
14. 猿と犬のサルサ
15. カレーライス
16. KANのChristmas Song
17. 50年後も (新録)

 初回限定版のライナー・ノートを読むと
 それぞれの曲に彼がこめた思いがよくわかって
 長く応援しているわたしとしても
 なんだかうれしかったりするわけです。
 個人的には、このアルバムのために彼が書き下ろした「IDEA」も
 ちょっとポップな彼らしい曲でいいなぁ、と思いますし、
 これまでお付き合いしてきた曲についても
 他の曲との新しい配置をされることで
 味わいが増したりと、
 とてもうれしい発見の連続だったりもしてます。

 このエントリーでも何度か彼の曲を取り上げてますが、
 今まで取り上げてなかった曲で
 とっても好きだった曲がいくつもあります。
 その中で今回このアルバムに入った曲を
 今回は一曲紹介しましょう。


 星屑の帰り道

 俯かないで行こう とりあえず笑おうよ
 こんな星屑の夜に美人が台無しさ

 ときどきはこうして 愚痴なんか言い合おう
 ひとしきり 気が済んだら歌でも唄って帰ろう

 ああ 君と僕とは恋人じゃないから
 なんでも話せるね 別れること恐れずに


 この曲が初めに収録されたのは、
 1994年の『東雲(SINONOME)』というアルバムでした。
 このアルバム、ぼくはとても気に入っておりまして、
 「牛乳飲んでギュ―」という彼ならではの名曲あり
 「ホタル」というきれいな曲もありなのですが、
 僕的に一番なのはやはり上記「星屑の帰り道」なのです。
 学生時代、恋愛にけっして器用ではなかったぼくは
 女性の友人が何人かいて、
 その中の何人かには淡い恋心を抱いていたのでした。
 ちょうどこの曲の僕のように。

 そんな感じで、KANちゃんの曲には
 自分を投影できる曲がとても多いのですね。
 ぼくが彼をこよなく応援してしまうのは
 たぶんそんなふうに
 彼の楽曲の中に自分自身を見ることが多いからなのでしょう。

 他にもたくさん好きな曲があるのですが
 そういった記事もまたいずれ書くことにしましょう。


 俯かないで行こう とりあえず笑おうよ
 話すことなくなったなら 駄洒落でも言うから

 ときどきは遠慮なく 涙見せてもいいよ
 僕が気にかけるのはハンカチを出すタイミング

 どうして僕たちは恋人じゃないんだろう
 そんなこと思ってた 星屑の帰り道

 星たちがじれったそうに僕らを笑ってる・・

 ( KAN 詞/曲 1994年 ALBUM『東雲/SINONOME』収録
       →2007年 ALBUM『IDEAS〜 the very best of KAN』再録)

 
 






| 2007.12.20 Thursday (14:34) | うた | comments(0) | trackbacks(0) |
KAN カレーライス を聴く
 「夫婦はカレーライスみたいなのがいい」

 この歌のメッセージはそれにつきます。
 胸の奥がポッと暖かくなるような曲。
 KANちゃんの曲に多いそういった特徴を
 この曲もよく持ってます。


 また君をおこらせた やがて泣き出した
 少し寒くなった夕ぐれに 君が出ていく

 仕方ないから今夜は
 冷蔵庫のカレーを温め直して待とう
 君が帰るまで 静かに


 こういった「夫婦喧嘩」をしている夫婦かどうかで
 (あえて「夫婦」という言い方をぼくはしますが)
 この曲の味わいはぜんぜん違ってくるでしょう。
 うちは結構こういうことあるんだよ。
 はい、ほっといてください。


 なにかうまい言い方を探しているんだけど
 なんでもないようで なんとなくげせるような そう
 作り過ぎたカレーを翌朝食べるように
 一度さめて、また温めて それでいい
 一度さめて、また温めて それでいい


 この世で一番美味しいカレーは翌朝のカレーである、
 とは、有名な言葉ですが(しりません?)、
 これを喧嘩の仲直りに使おうとする人は
 そうはいません。
 いないはずです。

 でも

 確かに、夫婦ってそうだぁ、と。
 かつて熱い恋をして結ばれた2人でも
 長いこと夫婦やってるといつかは「冷める」ものです。
 でも実はそこから先が夫婦としての「味」なのですよね。
 そこから「熱々」にはならないけど
 「温める」くらいでちょうどいい感じ。
 ぼくにはカレーを温めながらKANちゃんが考えたことが
 よくわかるような気がします。


 そろそろ探しに行こう もう暗くなるから
 いつもの河原で あんのじょう 君が待っていた
 
 もし君が本当にいなくなったら
 ぼくはどうすればいいんだろう
 手をつないで帰ろう とりあえず

 何がどうあれぼくたちは ずっとこの家で
 暮らしていくんだよ 何十年先まで そう
 思ってたより少なかったカレーを温めて
 譲りあうふりで取りあって それもいい

 この2番がすきなんです。
 ぼくにとってこの曲の評価は

 「譲りあうふりで取りあって それもいい」

 で決定的です。
 そうそう、そんな感じだよねぇ、と。
 これが本当にできるようになったら
 (っていうか、相手のその意図に気がつけるようになって、
 「こなくそ」と腹の底で笑いあえたら)
 それが「夫婦」になったことだろう、
 とぼくはそんな風に思うわけです。


 だから来週あたり またたっぷり作ってちょうだい
 カレーライス for me for me

 
 でも結局は、まだまだ相手に求めちゃうものが多い。
 これもやっぱり夫婦のありかたなんじゃないかな。
 そんな風に思えるんです。

 繰り返し、繰り返し聞いて、
 そのたびに心の奥があたたかくなるような
 そんな一曲だと思います。


 カレーライス

 また君をおこらせた やがて泣き出した
 少し寒くなった夕ぐれに 君が出ていく

 仕方ないから今夜は
 冷蔵庫のカレーを温め直して待とう
 君が帰るまで 静かに

 なにかうまい言い方を探しているんだけど
 なんでもないようで なんとなくげせるような そう
 作り過ぎたカレーを翌朝食べるように
 一度さめて、また温めて それでいい
 一度さめて、また温めて それでいい

 そろそろ探しにいこう もう暗くなるから
 いつもの河原で あんのじょう 君が待っていた

 もし君が本当にいなくなったら
 ぼくはどうすればいいんだろう
 手をつないで帰ろう とりあえず

 何がどうあれぼくたちは ずっとこの家で
 暮らしていくんだよ 何十年先まで そう
 思ってたより少なかったカレーを温めて
 譲りあうふりで取りあって それもいい

 だから来週あたり またたっぷり作ってちょうだい
 カレーライス forme forme

 作り過ぎたカレーを翌朝食べるように
 一度さめて また温めて それでいい
 一度さめて また温めて それでいい


 (KAN 詞/曲 2006年 ALBUM 『遥かなるまわり道の向こうで』 収録)




| 2007.02.12 Monday (23:31) | うた | comments(0) | trackbacks(0) |
小田和正 東京の空 を聴く

 クリスマスの約束 という番組があります。

 ぼくの記憶が間違いでなければ、
 この番組は2001年のクリスマスにはじまり、
 毎年クリスマスの時期に放映されている
 そろそろ「長寿番組」の様相を呈している番組です。

 ご存知の方も多いと思いますが、
 この番組、小田さんとゲストが一緒にセッションしたり、
 およそ彼とは似つかわしくない他の人の曲を
 小田さんが歌ってみたり、
 小田フリークとしてはなかなか楽しい番組なのですね。

 そしてもうひとつ、
 この番組ではしばしば
 「新曲」が歌われることがあります。
 今年もそんな曲がいくつかあった中で
 彼が最後に歌ったのがこの曲
 「東京の空」でした。

 
 東京の空

 自分の生き方で 自分を生きて
 多くの間違いを繰り返してきた
 時の流れに乗って 走ったことも
 振り返れば すべてが 同じに見える

 あの頃みたいに 君に優しくできているかな 今も
 いちばん大切なのは その笑顔 あの頃と同じ


 たぶんね。
 この曲が本当に「腑に落ちる」のは
 もっと先なのだと思うのです。
 だけど。
 ぼくは、結婚してもうすぐ10年になる「君」のことを
 思いながら、この曲を聞いていたのでした。
 今、隣にはいない「君」のことを。


 東京の空は 今日も 高くすんでいる
 君の住んでいる街は 冬の色ですか
 がんばっても がんばっても うまくゆかない
 でも気づかないところで 誰かヾ きっと見てる

 あの頃みたいに 君に優しくできているかな 今も
 いちばん大切なのは その笑顔 あの頃と同じ

 あの頃みたいに 君に優しくできているかな 今も
 いちばん大切なのは その笑顔 あの頃と同じ

 あの頃と同じ


 「君」が今の道を選んでから一年。
 旅立つにあたって「君」がくれた
 「風のように歌が流れていた」のDVDボックスは
 今は僕の宝物のひとつです。
 ひとりでさみしかったときに
 何度もぼくはこれを贈ってくれた「君」の気持ちに
 救われたのでした。
 それは小田さんの楽曲にのって
 たしかにぼくの心に届いたのです。

 だから、今、とても寒いその地でひとりでがんばる「君」に
 この曲を聴かせてあげたいのです。
 と、そんな風に思わされたのでした。

 うたってすごい。

 そして、人を思う力はすごいのです。
 
 それだけが人を動かすのだから。



 東京の空

 自分の生き方で 自分を生きて
 多くの間違いを繰り返してきた
 時の流れに乗って 走ったことも
 振り返れば すべてが 同じに見える

 あの頃みたいに 君に優しくできているかな 今も
 いちばん大切なのは その笑顔 あの頃と同じ

 東京の空は 今日も 高くすんでいる
 君の住んでいる街は 冬の色ですか
 がんばっても がんばっても うまくゆかない
 でも気づかないところで 誰かヾ きっと見てる

 あの頃みたいに 君に優しくできているかな 今も
 いちばん大切なのは その笑顔 あの頃と同じ

 あの頃みたいに 君に優しくできているかな 今も
 いちばん大切なのは その笑顔 あの頃と同じ

 あの頃と同じ


 (2006年12月28日 TBS番組『クリスマスの約束』において発表)


 2011年9月19日追加 
 この曲を主題歌にしたドラマ『それでも、生きてゆく』についてのエントリーです
 



| 2007.01.20 Saturday (23:40) | うた | comments(5) | trackbacks(0) |
コブクロ 同じ窓から見てた空 を聴く

 久しぶりの書き込みなのです。

 いろいろとこの半月ほどは忙しく、
 ようやくここに来る気持ちになれました。
 本当に忙しいときだったからこそ
 考えられたこと、
 得られたものは大きかったかな、と思います。

 さて、そんな中で、
 東京に出張に行った先日のこと、
 5年ぶりに、高校のときの友人と飲みました。
 それほど長い時間じゃなかったんだけど、
 ホテルに帰る道すがら僕の頭に繰り返し響いていたのがこの曲のこの部分。


 Feel easy just seeing you sometimes.
 Feel comfy just being with you some time.
 Only a few minutes are enough to
 bring us back those good old days.


 僕も彼も37歳。
 見た目はすっかり変わってしまっているはずだけど
 不思議と同じ空気をすぐに作り出せる。
 月並みな言葉だけど、ともだち はすごいのです。 
 
 というわけで、きょうは余計な解説は抜きで。
 コブクロ、至高の1曲です。



 同じ窓から見てた空


 真夜中のアスファルトから沸き上がる 生乾きの夜風が
 夏を名残惜しむ様に 袖口を泳ぎまわってる

 賑やかに幕を閉じた飲み会のあと 忍び込んだグラウンド
 輪になって腰を下ろした お決まりの顔ぶれ

 飲み足りないやつは缶ビールを 忙しいやつは携帯を片手に
 大したオチも期待出来無いような 話題を繰り返す

 途切れる事の無い笑い声と かわらない話し言葉に
 心がほどけて 遠い記憶の中へと連れてゆく

 あの頃は迷ったり 考える暇さえも邪魔臭くて
 みんなでいれば何だって 出来る様な気がしていた

 どこへでも行ってやるだけやって 時々 バカを見て
 そうさ分かっていてもそれでも 僕等を止めるものなど何も無かった


 夢中で追い求めていたものが 青春だったとするなら
 そんなものこれっぽちも 見えた事など無かった

 時が過ぎて今 ページを戻し 少しづつ読み返す
 ボロボロの日記をめくるような このもどかしい気持ちこれも青春

 幾つかの恋もした それと同じだけのサヨナラも
 今 遠く はす向かい ひざを抱え座ってる たしか君にもね

 手渡したオレンジ色の花火の光 君の薬指にキラリ
 細々と燻っていた恋の火も バケツの中でシュッと消えた

 色んな事があったよね 主役の居ない映画のような日々さ
 あの日だってそうお前が 俺の身代わりになって

 あいつの為みんなで謝って 結局なにもかもダメで
 全部振り出しに戻ってまた 朝まで笑って 少しだけ泣いた


 にわかに近頃大人になったような気がする 自分に嫌気がさす
 本当に大切な事がなんなのか まじめに考えてたりする

 カッコつけていう訳じゃないけど ちゃんと生きていかなくちゃね
 お前みたいに カッコ悪くても ちゃんと輝いていなくちゃね

 芝生の熱で温もった缶ビールを 一気にあけながらお前
 こぼれそうな星空を見上げたまま 涙をふいていた

 お前とは今日まで秘密無く何だって話してきたけれど
 どうしてか どうしてか 何も 聴けなかった

 男には色々あるんだ どこまでも孤独だから
 まだまだこえてゆかなくちゃいけない壁が 沢山待っている

 でもその向こう側を見た時 何もかも忘れる生き物さ
 そしてまた新しい光に向かって 性懲りも無く歩き出してゆくんだ


 Feel easy just seeing you sometimes.
 Feel comfy just being with you some time.
 Only a few minutes are enough to
 bring us back those good old days.


 明日 仕事だからと一人 また一人と芝を払い立ち上がる
 夜明けの雲の隙間に張り付いた 朝星を見上げながら

 この街を離れてから今日まで 心の何処かに空いていた穴を
 すっかり埋められたよ またいつか 帰るよ
 
 元気で

 元気で・・


 (小渕健太郎 詞/曲 2006年 ALBUM 『NAMELESS WORLD』 収録)



| 2006.12.02 Saturday (23:43) | うた | comments(0) | trackbacks(0) |
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